冴えないアラサーオタクが気づいたらドラクエとか言う異世界に転生して半魚人になってた話　第4話

どうのつるぎすら装備出来ないことを痛感した僕　どうってあんなに重いんだね…　まぁそれならそれで、僕でも装備出来るものを見つければいいんだ！

そして武器屋に向かった僕　幸いにも種類はとても豊富だ　ふむふむ　なるほど

小枝や杖は装備出来そうだけどもうちょい強そうなのがいいな　大剣！オノ！ツメ！うん無理

ムチやブーメランは〜　絶対扱い難しいな！
やっぱりブロンズナイフかな？包丁みたいなもんだし大丈夫かな　えーとこれはー…えっ鞘なし？鞘なし包丁を持ってウロウロ…　うん危ないし怪しいしやめとこう！

そしていろいろ悩んだ結果決まった僕の武器

素人でも使えるたけやり！竹の槍…！！

これなら重くないし、敵に向かって刺すだけだしスライムくらい楽勝だな！　いやモーモンくらいなら行けるか！まずは試しだうおおおお

「たけしの攻撃　モーモンに10のダメージ」
「モーモンを倒した」

うおぉぉぉぉ！あのモーモンを一撃で倒した！
これなら行ける！さすがたけやり！最強の武器だ！モーモン狩りの始まりじゃー！ヒャッハー！

こうして僕はモーモンを狩り続けた

「たけしはレベル2に上がった！」

うっひょぉぉぉぉ！！レベルが上がった！やはりこれがドラクエだな！力がみなぎるぜっ！はーっはっはっは！これなら少し強い敵でもいけるか！？いや行ける！！スーパーサイヤ人な気分だぜー！

だがその自信は　

一瞬にして

崩れ去る…

「ねこまどうはメラを唱えた」

ぬわーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！？？？

あづっ！あっつ！？あちあちあつつっ！？？
魔法は…魔法ヤバい！ヤバいヤバいよやばたにえんだよ！

ああああっ　あれだよ！横に倒れた打ち上げ花火が直撃したみたいな！？　いや当たったこととかないから知らないけどねっ！？

あっこわっ！こわっ！魔物こわっ！

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい！！
調子乗ってごめんなさいいやーーわーわーーー！

はぁぁぁはぁぁぁはぁ　ハァハァハァハァ…

なんとか宿屋まで逃げて来られたけど、ファンタジー世界の魔法を体験して生きていく自信無くなったよ…　あっつあっつ…　うわぁちょっと腕やけどしてる…

メラガイアーとかどんなんなんや…　溶岩直接浴びるみたいなもんか…？　いやそれは死ぬな…

はぁ…　とにかく今日は疲れたしゆっくり休もう

…やけどって寝て治るの？

ああっ転生前に戻りたい！！

〜続く〜